洗濯をし終わった後に、わりと出てくる体操服。
このパターンよくあります。どうも、ゆーです。
さて、今回は私の大好きなおもちゃの分析をしていきます。
紹介するおもちゃはコチラ
「トンころガッタン」
小さなお子さんから遊べるおもちゃで、ハンマーを使って上から玉を入れていきます。入った球は、中のレールを転がって、3個入るとししおどし的に玉が外に出てきます。
これまたシンプルなおもちゃですね。見た目も、華美な装飾もなくて良い。見た目がかわいいおもちゃもいいんですけど、あまりにも情報量が多くなると、注意がそれやすくなるので、リハビリや知育目的で使用するおもちゃはなるべくシンプルなほうがおすすめです。
このおもちゃにはどんな要素が含まれるか分析してみましょう。
・道具を使うことを学ぶ
このおもちゃの最大のポイントは、
「道具を使う」
仕組みや与える効果としては、以前紹介した「くるくるチャイム」と似ています。どちらも、玉をいれて転がすおもちゃですからね。でも、この「トンころガッタン」はハンマーで玉をたたいて落とすところに意味があります。
まず、ハンマーという道具をどのように使うのかを知っている必要があります。要するに、道具に対する知識が必要となります。どんな道具でも初めて使うときは、その使い方は全くわかりませんので、見本を見せるなどして教える必要がありますね。こうやってお手本をみて、まねる、学習するという基本的なことを学ぶことができるわけです。
また、ハンマーという道具を使うためには、どのように手を使ったらよいのかなど自分でイメージする必要がありますね。ハンマーの大きさを把握し、玉とハンマーの距離を的確につかむことができないと、正しく叩けないわけですから。自分の目で確認し、その情報をもとに手の運動を作り出す、道具を介した目と手の協調動作を促すことができるわけです。
さらに、このハンマーでたたくと、「ガツン」とわりと強い手ごたえや音が聞こえます。このガツンと強い手ごたえ、つまり言い換えると強い固有受容感覚が体に入るということになります。
(感覚についての解説)
このような強い感覚は、感覚が未熟だったり感覚がすこし弱いお子さんにとっては、とても分かりやすい刺激となります。結果として、楽しく遊ぶことができるわけです。
道具の使い方の基本を学び、それに合わせた手の使いかた、心地よい感覚まで楽しむことができるおもちゃ「トンころガッタン」でした。
お読みくださってありがとうございました。
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