四男の野球の試合に行ってきました。初めてまだ数回ですが、最近では野球をする子どもが少ないようで、すぐ試合にでれました。
人生で初のバッターボックス。空振りの三振! コーチ陣に話を聞くと、初めてで打てることはごくまれであるとのこと。まだ、始めたばかりだし、これから積み上げていけばよいわけです。
でも、本人は相当悔しかったようで、泣いてしまいました。すると、どうでしょう。チームメイトが四男に話しかけます。
野球少年「くやしかった??」
そうです。コレです!本人が言うに言えない気持ちを、ほかの誰かが言ってくれる。今の気持ちは悔しいという気持ちだと気がつくわけです。
なんと、子どもたちは教えてもいないのにこの重要なやりとりを自然に行っていることに驚きですね!
集団スポーツのメリットのひとつに、こういった子ども同士の関係性から学ぶことがあります。
わたしも試合結果より、子ども同士のやり取りばかりに目が行ってしまいました。
オリジナルトレーニングも考えるよ! どうも、ゆーです。
わが家オリジナルの練習メニューも四男と一緒に考えていこうと思います。結果がでたら、ブログにアップしようかな。
さて、このブログではカードゲームをいくつか紹介していますが、対戦型のカードゲームが多い。対戦型ですから、勝ち負けがあるわけで、ときにケンカの種になることもあるでしょう。
だから、今回は「対戦」ではない協力プレイで遊ぶカードゲームを紹介します。それがコチラ
バンディド (日本語版)
遊び方
対象年齢は6歳~です。1~4人で遊ぶことができます。
このカードゲームは、牢獄カードとそれにつながる通路カードがあります。牢獄カードは一枚、それ以外は通路カードです。牢獄カードには囚人が描かれており、通路カードはこの囚人が脱獄するための通路というわけです。
プレイヤーはこの囚人がにげる通路をふさいで、脱獄を止めなければなりません。そのカギとなるカードが「懐中電灯の絵」が描かれた通路カードです。このカードは、さきが行き止まりとなっており、通路をふさぐことができます。
枝状に分かれた通路を、プライヤーは協力してふさいでいかなければなりません。しかし、プレイヤーは、自分以外のプレイヤーの手札を見ることはできません。
プレイヤー同士でコミュニケーションをとりながら、いかに道をふさいでいくのかがこのゲームの特徴です。
このおもちゃのバリュー
このおもちゃであそぶことで、こんな能力を養うことができます。
・ルールを理解する、みんなで遊ぶ社会性を養う。
・計画的な思考、論理的思考を養う。
・その場における対応力、すばやい判断力を養う
・自分の状況、場の状況を言葉に変換する、コミュニケーション能力を養う
さらに解説をふかぼり
みんなで協力プレイが基本のカードゲームです。自分が置こうとしていたところに、ほかのプレイヤーがカードを置いてしまうこともあります。その都度変化する状況を判断し、自分が持っているカードと照らし合わせて計画を考えなければなりません。変化する状況を把握すること、それに対して柔軟に判断する力を養うことができるわけです。
さらに、相手がどのようなカードを持っているかを推測することで、自分のカードをどこに出せばよいかを判断しなければなりません。「相手の立場になって考える」という思考が求められます。
そして、このゲームの最大の特徴が「ほかのプレイヤーの手札はみれない」。このルールによって、プレイヤーは場の状況と自分の状況をもとに自分の考えたことを言葉にして相手に伝えなければなりません。上手に自分の言葉が相手に通じ、通路をふさぐことができたとき、とても大きな喜びになるでしょう。それは、ゲームとしてもそうですが、なにより自分の思いが伝わったという喜びです。
この喜びを経験することで、さらにいろいろな場面において言葉で表現しようとする意欲や気持ちにつながってくかもしれません。

さらに、自分の意見や考えが受け入れられたという経験もすることができます。
自分の思いが受け入れられる経験があることで、ぎゃくに相手を受け入れるということができるようになります。
まとめ
協力プレイが基本のゲームですから、気持ちのクールダウン的な役割で対戦型ゲームとの間に、このおもちゃを使うのも良いかと思います。
親子で遊ぶことで、子どもとのコミュニケーションも増えますから、ぜひ一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。
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