「うちの子、運動が苦手で…」そんな悩みを抱える保護者は少なくありません。発達性協調運動障害(DCD)は、見えにくい特性のため、周囲に理解されにくいこともあります。
しかし、近年の研究とテクノロジーの進歩により、DCD支援の選択肢は広がっています。専門職によるリハビリから、家庭でできる工夫、さらにVRやゲームを使った楽しい支援まで、多様なアプローチがあります。
この記事では、エビデンスに基づく支援法をわかりやすく整理し、保護者や支援者の皆さんに役立つ情報をお届けします。
DCDへの理解と支援の基本姿勢

発達性協調運動障害(DCD:Developmental Coordination Disorder)は、運動をうまく調整することが難しく、日常生活の中で「不器用さ」としてあらわれる発達障害のひとつです。DCDの子どもは、ボールを投げる、はさみを使う、字を書く、着替えるなどの動作に時間がかかったり、うまくできなかったりします。また、その結果として自信を失い、友達との関わりを避けたり、学習や運動に対して消極的になってしまうこともあります。
◆ DCDの背景にある脳のはたらき
DCDの原因は、単に「練習不足」や「性格的な問題」ではありません。近年の神経科学研究によって、DCDの子どもたちは、運動の計画・予測・調整に関わる脳領域の機能に異常があることが示されています。とくに以下の領域が関与していると考えられています。
- 小脳(Cerebellum):
動作の正確さやタイミングを調整する役割を担っています。DCD児では小脳の構造や活動の異常がfMRI研究などで報告されています。 - 前頭前野(Prefrontal Cortex):
注意や実行機能(「考えて行動する力」)に関わり、計画的な運動やエラーの修正に重要です。 - 基底核(Basal Ganglia):
動作の選択と切り替え、力加減の調整などに関与します。DCDではこれらの機能にも発達的な偏りが見られることがあります。
さらに、感覚情報の処理や統合の難しさ(例:視覚と身体の感覚をうまく組み合わせて動作することの困難)も、多くのDCD児に共通してみられます。
◆ 「できない」ではなく「どうすればできるか」
DCDの支援において最も大切なことは、「本人の努力不足」や「甘え」などと誤解しないことです。DCDは目に見えにくい障害であり、本人も「なぜできないのか」がわからず困惑していることが多くあります。
そのため、支援の第一歩は「できないこと」に注目するのではなく、**「どうすればできるか」「どんな工夫が助けになるか」**という前向きな視点をもつことです。適切な評価を行い、困難さの背景にある要因を理解し、本人の成功体験につながる支援を積み重ねることが、DCDの子どもの心と体の成長を支える鍵となります。
支援者や保護者が、DCDに対して正しい知識をもち、**「できる方法を一緒に探す伴走者」**であることが、何よりの支えになります。
参考文献
Blank, R., Smits-Engelsman, B., Polatajko, H., & Wilson, P. (2012). European Academy for Childhood Disability (EACD): Recommendations on the Definition, Diagnosis, and Intervention of Developmental Coordination Disorder (DCD). Developmental Medicine & Child Neurology, 54(1), 54–93. https://doi.org/10.1111/j.1469-8749.2011.04171.x
Zwicker, J. G., Missiuna, C., Harris, S. R., & Boyd, L. A. (2012). Developmental Coordination Disorder: A Review and Update. European Journal of Paediatric Neurology, 16(6), 573–581. https://doi.org/10.1016/j.ejpn.2012.05.005
Licari, M. K., & Larkin, D. (2008). Increased Associated Movements: Influence of Attention and Motor Demand in Children with Developmental Coordination Disorder. Human Movement Science, 27(2), 254–266. https://doi.org/10.1016/j.humov.2008.02.001
Wilson, P. H., Ruddock, S., Smits-Engelsman, B., Polatajko, H., & Blank, R. (2013). Understanding Performance Deficits in Developmental Coordination Disorder: A Meta-Analysis of Recent Research. Developmental Medicine & Child Neurology, 55(3), 217–228. https://doi.org/10.1111/dmcn.12008
Querne, L., Berquin, P. (2009). Developmental Coordination Disorder: A Review of Neuroimaging Findings. Pediatric Neurology, 40(1), 11–17. https://doi.org/10.1016/j.pediatrneurol.2008.07.013
作業療法(OT)・理学療法(PT)の役割

発達性協調運動障害(DCD)の子どもたちは、日常生活に欠かせないさまざまな動作に困難を抱えています。たとえば、「シャツのボタンをとめる」「靴ひもを結ぶ」「箸を使って食べる」「字を書く」「友達とボール遊びをする」などの場面で、うまく体を使えずに苦労することがあります。こうした困難に対して、**作業療法(OT)と理学療法(PT)**は、専門的な立場から重要な支援を行います。
◆ 作業療法(Occupational Therapy:OT)
作業療法士は、子どもが**「日常の動作をスムーズに行えるようになること」**を目指して支援を行います。
とくに、以下のような活動に焦点を当てます:
- 手先の操作能力の向上(例:鉛筆を持つ、はさみを使う)
- セルフケア動作の練習(例:着替え、歯みがき)
- 学習活動への参加支援(例:ノートをとる、工作をする)
OTでは、単に動作を繰り返し練習するだけでなく、その子の発達段階や認知的特性に応じて課題を調整し、成功体験を通じて学習を促すというアプローチをとります。
また、OTでは**「心の発達」や「感情の自己調整」にも目を向けるのが特徴です。動作の困難が子どもの自尊感情や社会性に影響を与える場合には、遊びや対人場面を通じて情緒的な発達**を支えることもあります。
さらに、DCDの子どもたちは、感覚情報の処理(視覚・触覚・固有感覚など)や、動作の計画・修正に必要な認知機能の働きに偏りがあることが知られています。OTではそのような認知的な側面を評価し、**認知神経リハビリテーション(Cognitive Neurorehabilitation)や感覚統合理論(Sensory Integration Theory)**をベースに、脳の働きに着目した支援を展開することもあります。
◆ 理学療法(Physical Therapy:PT)
理学療法士は、主に**姿勢やバランス、大きな動き(粗大運動)**の発達に重点をおき、以下のような支援を行います:
- 体幹や四肢の安定性の向上
- ジャンプ、走る、階段の昇り降りなど、ダイナミックな動作の支援
- バランス感覚や姿勢制御の練習
DCDの子どもたちは、姿勢を保つための筋肉の使い方や、身体の位置を感じ取る感覚(固有受容感覚)に弱さがあることがあり、これが転倒しやすさや動作のぎこちなさにつながります。PTは、そうした身体の使い方を安全に、かつ楽しく学べるように支援します。
◆ OT・PTの統合的なアプローチの効果
近年の研究では、OT・PTのようなリハビリテーション専門職による支援は、DCDの子どもたちにとって有効であることが繰り返し示されています。たとえば、**Wilson et al.(2013)**によるメタアナリシスでは、タスク指向型アプローチや感覚統合を含む包括的介入が、運動技能や日常生活の自立度を高める可能性があると報告されています。
また、**Sugden(2007)**は、DCDの子どもに対する介入では「日常生活に直結した課題」に取り組むことが重要であり、OT・PTが連携して個別に対応することで、子どもの参加意欲と技能の向上が期待できると述べています。
参考文献
Wilson, P. H., Ruddock, S., Smits‐Engelsman, B., Polatajko, H., & Blank, R. (2013). Understanding performance deficits in developmental coordination disorder: A meta‐analysis of recent research. Developmental Medicine & Child Neurology, 55(3), 217–228. https://doi.org/10.1111/dmcn.12008
Sugden, D. A. (2007). Current approaches to intervention in children with developmental coordination disorder. Developmental Medicine & Child Neurology, 49(6), 467–471. https://doi.org/10.1111/j.1469-8749.2007.00467.x
Missiuna, C., Rivard, L., & Pollock, N. (2004). They’re Bright but Can’t Write: Developmental Coordination Disorder in School-Aged Children. Teaching Exceptional Children, 36(5), 64–72. https://doi.org/10.1177/004005990403600508
Mandich, A. D., Polatajko, H. J., & Rodger, S. (2003). Rethinking motor-based intervention for children with developmental coordination disorder. Physical & Occupational Therapy in Pediatrics, 23(4), 55–70. https://doi.org/10.1080/J006v23n04_04
Case-Smith, J., & O’Brien, J. C. (2015). Occupational Therapy for Children and Adolescents (7th ed.). St. Louis, MO: Mosby.
DCDに対するタスク指向型アプローチと感覚統合療法の視点

発達性協調運動障害(DCD)の支援にはさまざまなアプローチが存在します。ここでは、DCDの子どもに用いられる**「タスク指向型アプローチ(CO-OP)」と「感覚統合療法」**の2つについて紹介します。
◆ タスク指向型アプローチ(CO-OP):子どもの考える力を活かす支援
CO-OP(Cognitive Orientation to daily Occupational Performance)は、カナダで開発された運動学習支援のアプローチで、子どもが自分自身で問題を発見し、考えて行動を変えていく力を育てることを目指します。
この方法では、次の4つのステップ「GOAL(目標)– PLAN(計画)– DO(実行)– CHECK(ふりかえり)」を用いて、課題に取り組みます。
たとえば、「縄跳びができるようになりたい」という目標に対して、「どんな練習が必要か」を考え、「実際にやってみて、どうだったか」を振り返るというプロセスです。
研究では、**Polatajko et al.(2001)やMiller et al.(2001)が、CO-OPによって運動課題の達成率が高まり、子どもの自己効力感(自分にはできるという感覚)**が向上すると報告しています。
ただし、CO-OPは主に認知的アプローチであり、運動の土台となる感覚処理の問題には直接アプローチしにくいという限界もあります。身体感覚や感覚運動のバランスに偏りがあるDCDの子どもに対しては、より身体的・感覚的な支援が必要な場合もあります。
◆ 感覚統合療法(SI):感覚と運動の土台を整える支援
DCDの子どもたちは、「体の位置がうまくつかめない」「手足を思うように動かせない」「視線がうまくコントロールできない」など、感覚情報の処理や運用に苦手さがあることが多く報告されています。こうした特徴に対応するのが、**感覚統合療法(Sensory Integration therapy:SI)**です。
このアプローチは、アメリカの作業療法士Jean Ayresによって提唱され、遊びや身体活動を通して、感覚と運動の協調を促すことを目的としています。
たとえば、
- ブランコ遊びで**前庭感覚(バランス)**を整える
- マットでのゴロゴロやジャンプで**固有受容感覚(身体の位置や動きの感覚)**を育てる
- 手で触る・押す・引くなどの活動で触覚と運動の統合を促す
といったように、子どもが「楽しい」と感じながら自然に感覚と身体を結びつけていけるような活動が用いられます。
近年の研究では、感覚処理の問題と運動機能の発達との関連性が多数報告されており、
**Miller et al.(2007)**は、DCDの子どもが高頻度で感覚調整の問題を伴っていることを示しています。また、**Cairney et al.(2010)**の研究でも、身体活動レベルの低下と感覚運動統合の問題が密接に関係していることが指摘されています。
感覚統合療法は、DCDの根本にある**「感覚のズレ」と「動きのズレ」**を整理し、子どもがより自然に動けるようにする土台づくりとして有効であるとされています。
まとめ:子どもに合った支援の組み合わせが大切
DCDの子どもたちは、一人ひとり異なる特徴や強み・弱みを持っています。そのため、支援においては**「この方法が絶対に良い」**というものではなく、子どもの状態に応じて複数のアプローチを組み合わせることが重要です。
CO-OPのように「考える力」に働きかける方法もあれば、感覚統合療法のように「感じて動く力」を育てる方法もあります。大切なのは、目の前の子どもに何が必要かを見極めながら、無理なく取り組める支援を続けていくことです。
参考文献
Polatajko, H. J., Mandich, A. D., Miller, L. T., & Macnab, J. J. (2001). Cognitive Orientation to Daily Occupational Performance (CO-OP): Part II—The Evidence. Physical & Occupational Therapy in Pediatrics, 20(2–3), 83–106. https://doi.org/10.1080/J006v20n02_06
Miller, L. J., Anzalone, M. E., Lane, S. J., Cermak, S. A., & Osten, E. T. (2007). Concept Evolution in Sensory Integration: A Proposed Nosology for Diagnosis. American Journal of Occupational Therapy, 61(2), 135–140. https://doi.org/10.5014/ajot.61.2.135
Cairney, J., Hay, J. A., Faught, B. E., & Hawes, R. (2005). Developmental coordination disorder and overweight and obesity in children aged 9–14 y. International Journal of Obesity, 29(4), 369–372. https://doi.org/10.1038/sj.ijo.0802897
Schaaf, R. C., & Mailloux, Z. (2015). Clinician’s guide for implementing Ayres Sensory Integration®: Promoting participation for children with autism. Journal of Occupational Therapy, Schools, & Early Intervention, 8(3), 258–264. https://doi.org/10.1080/19411243.2015.1065175
Mandich, A., Polatajko, H. J., Miller, L. T., & Baum, C. M. (2001). The impact of the Cognitive Orientation to daily Occupational Performance on children with developmental coordination disorder. OTJR: Occupation, Participation and Health, 21(2), 68–82.
ICTやゲームを使った新しい支援技術

発達性協調運動障害(DCD)の支援は、近年、ICT(情報通信技術)やデジタルゲーム技術の進化により大きく広がりを見せています。従来の運動療法に加えて、バーチャルリアリティ(VR)やモーションセンサー付きゲームなどを活用した新しい方法が、子どもたちの運動学習やリハビリテーションに活用されています。
このような技術は、「楽しく・自然に・反復的に」身体を動かす機会をつくりやすく、DCDの子どもにとってモチベーションの向上や、持続的な取り組みにつながりやすいという特徴があります。
◆ 1. バーチャルリアリティ(VR)やモーションセンサーを用いた運動支援
VR技術やモーションセンサー(例:Microsoft Kinect、Leap Motionなど)は、子どもの動きをリアルタイムで計測し、仮想空間の中でゲーム感覚の運動課題を提供できます。
これにより、
- 姿勢制御
- 空間認知
- 手足の協調運動
- バランス保持
といったDCDのコアとなる運動課題に対して、実際の身体運動と視覚フィードバックを組み合わせた練習が可能になります。
Levac et al.(2015)は、VRを活用した介入によって、DCD児の姿勢制御や動作の柔軟性が改善されたと報告しています。さらに、ゲーム環境での課題に取り組むことで、「できた!」という達成感が得られ、子ども自身の自信形成にもつながるとされています。
◆ 2. アクティブゲーム(例:Wii Fit、Kinectなど)のリハビリ応用
Wii FitやKinectなどの**アクティブゲーム(exergaming)**は、遊びを通じて身体を積極的に動かすゲームで、DCDの支援にも応用されています。これらのゲームでは、体重移動やジャンプ、手の動きなどを正確に行うことが求められ、自然に身体の協調や反応速度、バランス感覚を鍛えることができます。
**Bonney et al.(2017)**は、アクティブゲームがDCD児の粗大運動能力(走る、跳ぶ、バランスなど)を高めるだけでなく、運動への意欲や参加態度にもポジティブな影響を与えることを示しました。
従来の「訓練」的アプローチが苦手な子どもでも、「ゲーム」なら楽しみながら繰り返すことができる点が、この技術の大きな魅力です。
◆ 3. AIやアプリを使った動作解析とフィードバック
最近では、スマートフォンやタブレットを使って、動作のパターンや運動能力を自動で解析するアプリも登場しています。
AIを活用した動作認識によって、
- 子どもがどのように体を動かしているか
- どの動きが苦手か
を評価し、改善点を明確にすることが可能です。
たとえば、動画を撮影して分析し、「動作の速さ」「バランス」「左右差」などを数値化してフィードバックすることで、保護者や支援者が子どもの成長をより客観的に把握できるようになります。
今後は、これらのデジタル評価ツールが作業療法や理学療法の現場でも活用されることが期待されています。
まとめ:テクノロジーがつなぐ「楽しさ」と「運動学習」
ICTやゲーム技術を活用した支援は、DCDの子どもたちにとって、
- 「繰り返し練習しても飽きにくい」
- 「努力感が少なく、成功体験が得やすい」
- 「家庭や学校でも取り入れやすい」
といった多くのメリットをもたらします。
もちろん、すべての子どもに同じ効果があるわけではありませんが、一人ひとりに合った支援の選択肢を広げるツールとして、今後さらに注目される分野です。
参考文献
Levac, D. E., Glegg, S. M. N., Sveistrup, H., Colquhoun, H., Miller, P. A., & Finestone, H. M. (2015). A knowledge translation intervention to enhance clinical application of a virtual reality system in stroke rehabilitation. BMC Health Services Research, 15, 144. https://doi.org/10.1186/s12913-015-0822-4
Bonney, E., Jelsma, D., Ferguson, G. D., Smits-Engelsman, B. C. (2017). Variable training in immersive virtual reality improves motor performance in children with DCD: A pilot randomized controlled trial. Research in Developmental Disabilities, 70, 1–10. https://doi.org/10.1016/j.ridd.2017.08.002
Jelsma, L. D., Geuze, R. H., & Mombarg, R. (2015). The effect of Wii Fit intervention on balance in children with poor motor performance. Research in Developmental Disabilities, 36, 13–20. https://doi.org/10.1016/j.ridd.2014.09.007
Ravi, D. et al. (2017). Deep learning for human activity recognition: A resource-efficient implementation on low-power wearable devices. Proceedings of the IEEE International Conference on Computer Vision Workshops, 2017, 1270–1278.
まとめ

発達性協調運動障害(DCD)は、日常の中の「できない」「うまくいかない」が積み重なり、本人の自己肯定感や社会的関わりにも影響を及ぼすことがあります。しかし、その背景には単なる「不器用さ」ではなく、脳の発達や情報処理の特性があります。そして、それに応じた支援を受けることで、子どもたちは確かな変化と成長を遂げることができます。
DCDの支援において重要なのは、「できること」を出発点とし、それを少しずつ広げていくプロセスです。作業療法(OT)や理学療法(PT)といった専門的な介入に加え、CO-OPアプローチ、感覚統合療法、そしてICT・ゲーム技術など、多様な支援方法が存在します。これらはそれぞれ異なる視点と強みを持ち、子ども一人ひとりの特性に合わせて柔軟に組み合わせて活用することが大切です。
とくに、OTは動作や技能の支援にとどまらず、「その子がその子らしく生きる」ことを支える視点をもっています。運動だけでなく、自己表現や社会性の発達にも寄り添う支援は、DCDの子どもたちの長期的な成長にとって不可欠です。
そして何よりも、子ども自身の**「やってみよう」「ちょっと頑張ってみよう」**という気持ちが、支援の出発点になります。その意欲を引き出し、見守り、支えていく存在が、保護者や支援者です。
DCDの子どもにとって、失敗の記憶ではなく、成功の体験が積み重なることが大切です。「その子の可能性を信じ、共に歩む伴走者」として、根拠に基づいた知識と温かなまなざしを持つことが、何よりの支援になります。
子どもたちが自分のペースで、少しずつ「できた!」を積み重ねていけるように。支援者・保護者の皆さん一人ひとりの関わりが、その未来への架け橋となります。
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