「体の使い方が覚えられない、、、」
「体の動きがぎこちないって言われたんだけど、どうしよう」
「たのしく、体の使い方を覚えるおもちゃないの?」
子どものリハビリを専門に行う療法士が、色々なおもちゃを分析、解説します!
子どもにとって遊びは、脳と体の成長を促す絶好の教材なのです。
今回、紹介するおもちゃはコチラ
脳と体を活性化!ポーズかるた
【第15回キッズデザイン賞受賞!】
あいうえおポーズかるた(アーテック)
シュールなイラストが、好みです!
どうやって遊ぶの?
とり札には、いろいろなポーズがイラスト付きで描いてあります。
読み札は、「手をたたく」「ねころぶ」などのポーズが言葉で書かれています。
ゆるーいイラストもかわいいですね。
・カルタと同じルールでとってももちろんOK
・カルタを取るときに、ポーズをいち早くとった人がもらえる
・読み札代わりにポーズをとって、それに合う札を取りあう
色々なルールがつくれそうです。
ポーズも比較的簡単なものが多いので、小さいお子さんも安心して遊べますよ(^^
どんな効果が期待できますか?
ポーズかるたは、子供に与えるさまざまな効果があります。以下にその効果といくつかの具体的な使い方を紹介します。
ワーキングメモリと記憶の促進
ルール理解と社会性の養成
言語理解とポーズ表現力の養成
注意機能の促進
聴覚集中力の促進
運動イメージ力の養成
ワーキングメモリと記憶の促進
絵柄やポーズ、言葉などを記憶しておかなければなりません。ポーズかるたを遊ぶことで、子供のワーキングメモリや記憶力が向上します。
ルール理解と社会性の養成
かるたにはルールが存在します。ルールを理解し、みんなで遊ぶことで、子供は社会性を養います。
言語理解とポーズ表現力の養成
ポーズかるたを通じて、子供は言葉の理解力やポーズを言葉で表現する能力を養います。
注意機能の促進
取り札を見て必要な情報を選択することで、子供の注意機能が促進されます。
聴覚集中力の促進
ポーズかるたを通じて耳からの情報に注意を向け、集中力を高めることができます。
運動イメージ力の養成
見たものや聞いたものを自分の運動イメージや運動感覚に変換する力を養います。
どんなふうにリハビリでは使いますか?
子どものリハビリで使う場合は、次のようなアイデアがあげられます!
取り札のイラストを見てポーズをまねる
子供たちは取り札のイラストを見て、そのポーズをまねることができます。これによって視覚から体性感覚や運動イメージへの変換を促すことができます。自分の動きをイメージし、イラストと比較することで、運動イメージ力を発達させることができます。また、他の子供たちと一緒にポーズをまねることで、協力や共有の意識を育むこともできます。
読み札の言葉を聞いてポーズをとる
ポーズかるたでは、読み札に書かれた言葉を聞いて、それに合ったポーズをとることができます。これによって、子供たちは聴覚や言語から体性感覚や運動イメージへの変換を促すことができます。耳からの情報を運動イメージに変えることで、運動イメージ力を養います。さらに、他の子供たちがポーズをとる様子を見ながら、コミュニケーションや協調性を発展させることもできます。
イラストを見てポーズの説明をする
子供たちはイラストを見て、そのポーズを言葉で説明することができます。これによって、視覚から聴覚や言語への変換を促すことができます。見た情報を一度、自分の運動感覚として取り込み、それを言葉で表現することで、言語理解力や表現力を発達させることができます。さらに、他の子供たちにポーズの説明をすることで、コミュニケーション能力や表現力を養うこともできます。
クイズ形式で遊ぶ
ポーズかるたをクイズ形式で遊ぶこともできます。リーダーが取り札のイラストや読み札の言葉を読み上げ、他の参加者が正しいポーズをとります。
まとめ
ポーズかるたは子供に多くの効果をもたらすおもちゃです。ワーキングメモリや記憶を促進し、ルール理解や社会性の養成にも役立ちます。言葉理解やポーズ表現力を養い、注意機能や聴覚集中力を促進すると同時に、運動イメージ力を育むことができます。
また、ポーズかるたは普通に遊ぶだけでなく、さまざまな使い方があります。例えば、取り札のイラストを見てポーズをまねたり、読み札の言葉に合わせてポーズをとったり、イラストを見てポーズを説明したりすることができます。
ポーズかるたは知育効果や社会性の養成に役立つだけでなく、子供たちの運動イメージ力を発達させる魅力的なおもちゃです。
家族や友達と一緒に楽しく遊ぶことで、絆を深めながら子供たちの成長をサポートしましょう。
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