あなたは「美輪明宏」さんをご存知ですか?
黄色いヘアーのあのお方です。「ヨイトマケのうた」という歌も有名ですが、わたしにはジブリ映画のひとつ「もののけ姫」の山犬モロや「ハウルのうごく城」の荒れ地の魔女など声優としてなじみがあります。
今回は学びからすこし離れて、ココロをひと休みする美輪明宏さんの名言を5つ紹介します。
ホッと一息ついて、からだとココロを休めましょう。
苦労をした人にはそれと同じ量の喜び、ご褒美がくる。
苦労をした人にはそれと同じ量の喜び、ご褒美がくる。
楽あれば、苦あり。
苦あれば、楽あり。
美輪さんは、良いことも悪いことも同じように起きるといいます。ふたつをならせば平らになると。だから、苦労をした人はそれと同じくらいの喜びが返ってくるというわけです。
勉強でも、仕事でも、子育てでも、大変な苦労のあとには、どんな喜びがまっているのでしょう?
野に咲く花にも役目があります。
野に咲く花にも役目があります。
この世に必要でない人はいません。
それに気付くかどうか。
それが大事なのです。
どんな人も誰かにとって必要な存在であることに、間違いはありません。
そして、この名言は「人」だけにとどまらないと、わたしは感じています。つまり、わたしやあなたに起こりうる出来事にかんして、不必要なことは一つもありません。
あなたが今がんばっていること、壁にぶつかっていること、そしてつらい出来事も、きっとあなたにとって「必要なこと」であると。
それに気がつくと、風向きが変わってくるかもしれませんね。
優しさで帳消しにすれば、自分が気持ちいい。
嫌な思いをすると、やり返したくなるもの。
優しさで帳消しにすれば、自分が気持ちいい。
これは自分自身にも、子どもにも伝えたいことばです。
「やられたらやり返す」ということばが流行ったりもしましたが、やり返すよりも「優しさ」にエネルギーを注いだほうがよいですね。
ネガティブな気持ちや嫌な気持ちで過ごすよりも、「やさしい気持ち」というポジティブなココロで限りある人生の時間を過ごしたいです。
本当の愛は見返りを求めない無償の愛。
「何かしてあげる」と自分勝手な愛情を押し付けるのは自分がかわいいだけ。
本当の愛は見返りを求めない無償の愛。
もう一つ、関連した名言を合わせて。
花は優しい。
見る人を慰めて何も見返りを求めない。
似たような考え方に「ギバー」というものがあります。ギバーはギブする人、つまり与えるけれども、見返りは求めない。
見返りを求めたり、それを相手に期待するから「愚痴」や「不満」が出てくると私は思っています。
あなたは「与える」だけでよいんです。期待せず、与えるだけ。
それだけで、あなたのココロは喜ぶ。
感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる。
愛する人に「愛してるよ」と言える幸せ…
感謝の心を持てば生きるエネルギーが湧いてくる。
わたしの長男が、中学の卒業式のとき両親にあてた手紙には、次のようなことがかかれていました。
弟たちを生んでくれてありがとう。
僕を生んでくれてありがとう。
名前を付けてくれてありがとう。
毎日 愛してくれて ありがとう。
大好きです。
多感な中学生の男の子が、すなおに「愛してくれて ありがとう」と言えることに対して、こころから尊敬します。
そして、愛情は愛情で返ってきます。子育ての苦労は、「ありがとう」で返ってきます。
まとめ
つらいときは、もちろん「つらい」
おちこむときは、とことん「おちこむ」
それでも良いと思います。でも、ココロのよりどころとして、寄りかかる背もたれとして、これらことばがあなたの救いになればと思います。
長男の手紙を紹介しましたが、長男は幼いころ「夜泣き」がひどくて、3歳くらいまでぐっすり寝れない日々が続きました。しょうじきにいうと「虐待」をしてしまう親の気持ちがわかるような気がしました。それくらい、気持ち的にも肉体的にも追い込まれていた時期がありました。
でも、喜びとして返ってきました。
いまつらいことがあっても、ずっと続くわけではありません。必ず、変化がおきます。
あなたに幸あれ。
さいごに、おまけのもうひとつ!
「せめて自分ぐらい自分を褒めて認めてあげないと自分が救われない。
自分の味方になれるのは自分だけ」
がんばっているあなた。自分をほめてあげましょう!
コメント