林間学校に行った時の感想を三男が書いていました。その日は学校側で用意したお弁当を食べたそうで、そのお弁当の感想が書かれていました。
「からあげはジューシーでおいしかったです。しゅうまいは肉にくしくておいしかったです。」
食レポかな? どうも、ゆーです。
林間学校の感想は、お弁当でした。現場からは以上です。
さて、今回は心理学者のフロイトの名言。無意識を発見したフロイトは、目には見えない心の動き、人間の核心をついた言葉をいくつも残しています。
そんなフロイトの名言を見ながら、子育てをみつめていきたいと思います。
いつも一生懸命学んでいる、あなた。すこし肩の力を抜いて、ゆっくりとご覧ください。
愛されている人間は、どれほど大胆になれることか
愛されていると確信している人間はどれほど大胆になれることか。
子育てという視点から、この言葉を考えてみると、愛情という絶対的な安心感があるからこそ、外の世界で頑張れると解釈できます。
スキンシップの記事でも書きました、安心できる場所というものがあることで、子どもたちは不安や怖さを感じたときに、この安心できる場所に戻ってくることができるのです。だからこそ、大いなるチャレンジができるとも考えられます。
大いなる愛情は、大いなるチャレンジ精神をそだてる
愛情をケチってはいけない。
愛情をケチってはいけない。
元手は使うことによって取りもどせるものだ。
子どもに与えた愛情は、時にあなた自身に返ってきます。子どもからもらう喜び、愛しさ、幸せな気持ちは、あなたが子どもに与えたからこそ感じるものです。
愛と平和を歌ったシンガーソングライターのジョン・レノンも同様の名言を残しています。
子どもたちに、精一杯の愛情を注いであげましょう!
これを読んでいるあなたは、すでにいっぱいの愛情を子どもたちに与えていることでしょう。
子供が遊ぶ動機は、「大人になりたい」である
子供が遊ぶ動機は、「大人になりたい」である。
この願望は子供を教育する上で重要になる。
これは、まさにその通りです。
子どもは「あそび」を繰り返して大人になっていきます。その背景にはこの言葉の通り「おとなになりたい」とい気持ちがあることでしょう
だから、子どもたちはあなたをマネて遊びにしていきます。あなたのやる行動に興味を持ちます。あなたは、子どもにとって憧れであり、お手本かもしれません。
この気持ちを「遊び」や「お手伝い」などに活かせると、より子どもの自発的な行動を促すことがでるでしょう。
子どもがあなたのやっていることに興味をもったら、どんどんやらせてあげましょう。
自分に対してとことん正直になること
自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである。
自分の本当の欲求や欲望は無意識の中にあり、それを自我という理性でコントロールしている。でも、結局のところ無意識の欲望が進む方向に行くしかない場合が多いと言われています。
問題行動を制限したら、違う形での行動が出現したとか、とてもいい子だったのにこんなことをするなんて、といったような話を聞くことがあります。
子どもに制限ばかりかけていると、自分の気持ちにふたをしてしまうことになります。表面的には蓋をしていても、押さえられた欲求は、いずれどこからか漏れ出します。あるいは、抑えきれなくてあふれ出てしまうこともあるでしょう。
そのためには、子どもの気持ちに気がついてあげる、社会的に認められる形で欲求を発散させるといった対応が必要な時もあります。
そして、あなた自身我慢していることはありませんか?
時にはふたをせず、自分の気持ちにしたがって行動してみてください。
こころの赴くままに。流れに身を任せて。
心とは氷山のようなものである。
心とは氷山のようなものである。
氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。
意識と無意識を的確に表現した、有名な名言です。
表面に見えるものは、心の動きの本のごく一部で、大部分は海の中に沈んでいる。つまり、目には見えない無意識の中の気持ちや心の動きがあるということです。
子どもたちが発する言葉、起こす行動の背景には、この無意識の中での心の動きがあるかもしれません。言葉や行動の裏側にある、心の動きや欲求に気がつき、その気持ちを受け取ってあげたり、理解してあげたりすることで、子どもの行動が変化するかもしれません。
もしも子どもの思っていることがわからなければ、色々な人に相談してみましょう。自分とは違った視点から子どもをとらえることで、それを理解するヒントが得られるかも。
精神分析学を創始したジークムント・フロイトは、オーストリアの心理学者、精神科医です。「無意識」を発見したことでも知られています。また、心理性的発達理論を提唱したことでも知っている方も多いのではないでしょうか。
子育てや療育をするうえで、言葉にならない心の動きがあるということをしっているだけでも、大変意味のあることだと思います。
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