まずはここから!小児リハを学ぶリハビリ専門解説!

小児リハビリテーションの基本のき

まずはここから!小児リハを学ぶ

 よい感性を伸ばしてあげたい…。でも、習い事ってなるとちょっとした壁が生まれますよね。月々のお月謝とか、送り迎えの問題とか。悩みます。だから、小児リハビリに通われているお子さんと親御さんは、本当にすごいと思います。その行動力は尊敬です。

私も頑張らなければ! どうも、ゆーです。
皆さん、がんばっていますね。ほんとうにお疲れ様です!

さて、今回は改めて小児リハビリの基本についてお話していきたいと思います。
小児リハビリを受けてみたいけど、どんなことをするところなんだろう。どんなことができるんだろう。そんな初めて小児リハビリを耳する方やこれから受けようと思っている方を含めて、すべての皆さんのご参考になればと思います。

リハビリテーションとはなんでしょう?

リハビリテーションという言葉の意味

リハビリテーションっていう意味を説明しますと、

(re 再び) (habilitation 能力を獲得する)

 つまり、再び能力を獲得するとかそういった意味があります。
代表的なリハビリは、脳卒中(脳梗塞や脳出血)による手足のまひや骨折や外傷などのケガによって起きる運動機能の障害に対するリハビリです。歩行訓練や手の機能訓練などがこれにあたります。
 運動機能だけではなく、障害によって日常生活動作(食事・排せつ・入浴・着替え等)に不自由が生じたとき、仕事や学校など社会参加に不自由が生じたときもリハビリが必要になります。
人々が自分らしい生活を再び取り戻し、自己実現を支援することがリハビリテーションの大きな目的となります。

子どもの場合はハビリテーション

 リハビリテーションの「リ」は再びという意味でしたが、子どもの場合は違います。まだ「獲得」していないこともあるわけですから、成長とともに能力を獲得していくということになります。

(habilitation ハビリテーション)

ゆー
ゆー

真っ白いキャンバスに成長を描いていくようなものです!

小児リハビリテーションの基本

対象となる年齢

0歳から、およそ18歳程度の方を対象としています。しかしながら、成人となっても必要に応じて支援を行います。

対象となる病気、疾患

 小児期に起こりうる病気や疾患を対象としています。代表例を記載します。

・脳性まひ
・脊髄性疾患(二分脊椎等)
・運動発達の遅れ
・ダウン症などの染色体異常
・頭部外傷による運動まひ
・自閉症スペクトラム
・ADHD(注意欠如多動症)
・学習障害
・知的障害
・言語発達の遅れ
・進行性疾患、難病
・スポーツによる障害
などなど

小児リハビリはどんなことをするの?

 先天性疾患により現れた運動麻痺に対するリハビリのみでなく、何らかの原因で運動発達に遅れを来しているお子さんの歩行獲得や体の使い方のサポート、運動発達の促し、知的発達・認知機能の発達の促し、変形の予防、お子さんの生活環境に適した姿勢づくり、補装具・車椅子の作成、お子さんの生活環境を整えるお手伝いなどを行っています。

 また、食事や着替えなどの生活に関わる支援や学校・園での生活面のサポート、学習の支援、社会生活を念頭においたソーシャルスキルトレーニング(社会性のトレーニング)、コミュニケーションのトレーニング、就学や進学、就労のサポートなど多岐にわたります。

これらのことを「あそび」という活動を通じて促していくのが小児リハビリの特徴です。
ほんとうに、遊ぶだけです!!

小児リハビリの概要

 私たちは日々様々な情報を、生きている世界から受け取り、脳の中で統合して活動しています。過去の記憶といま感じた感覚情報を統合させて、今の行動を作ります。それがまた経験となり、未来につながります。

ゆー
ゆー

「あそび」の積み重ねが、未来を作るのです。

小児リハビリは両親のサポートも重要です

そしてなにより大切なことが、「子育てをするご両親へのサポート」です。お子さんたちは自分のペースで必ず成長していきます。これは、経験上間違いないです!!

でも、その子どもを育てる両親が大きなストレスを抱えていたり、誤った対応をしていたら…。育児は一人で悩むと大変です。そのために様々なサポートがありますが、その一つに小児リハビリも含まれています。

ゆー
ゆー

よりよく成長できる環境を整えるために、ご両親のサポートは必須です。

小児リハビリを利用するきっかけとなった実際の相談例

 皆さんはどのようなきっかけで利用したのでしょうか。実際にご相談いただいた例を紹介します。

・運動や知的な発達の遅れを指摘された
・言葉が出ない、しゃべり方がなにかおかしい
・運動機能を伸ばしたい
・子どもの可能性をひろげたい
・こだわりが強くてこまっている
・手先が不器用でなんとかしたい
・体育が苦手でなんとかしたい
・体の使い方が不器用で、なにをするにも時間がかかる
・集団生活になじめない
・先生の一斉指示がはいらない
・漢字が書けない
・なわとびや鉄棒が苦手
・体幹が弱いと言われた、体幹をきたえたい
・病院で医師から勧められた
・人からリハビリがいいよと勧められた

 こんなことで相談してよいのかしら?と思っているのであれば、ぜひ相談してみてください。

もっと気軽に相談したい。

 病院に相談するにはちょっとハードルが高い、もっと気軽に相談できないかな…。と思っている方がいらっしゃいましたら、わたしのYouTube配信をのぞいてみてください。
 毎週水曜日 22時30分~23時のちょっと遅い時間ではありますが、ライブ配信を行っています。
匿名のチャットが使えますから、お気軽にコメントしてみてください。その場で答えられることはお答えします!

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ゆーのおもしろ発達学 〜子育て・発達障害・グレーゾーン・小児リハビリなど〜

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