コラム:あなたの子育てをアップデート

子育てアップデート その声掛け、大声でつたわってる?「小声効果」について。

わたしはコンビニとかで売っている一番くじが好きです。
ついこの前、漫画ワンピースの一番くじがうっていました。
長男が好きなんですよね、ワンピース。マニアです。
長男と一緒にくじを引きました。わたしは小さな絵皿があたり、長男はクリアファイルでした。
しょうじき、クリアファイルは残念賞に近いですから、絵柄なんてなんでもいいじゃんって思っていました。
でも、長男は悩んでいました。絵柄をどれにするのか、コンビニのレジの前にしゃがみこんで。長男のうしろには、店員さんが立って長男を見て待っています。
非常にシュールな光景だったことに、間違いありません。
やっと選んで車にもどってきた長男はニコニコでした。クリアファイル当たってよかったね!

何気ない日常がおもしろい どうも、ゆーです。
ちなみに、わが家はクジであたった商品のコップだらけです。なんか、コップ類多いんですよね。

さて、今回お話しすることは「小声」で話すことの効果についてです。わたしはこれを勝手に「小声効果」と名付けてしまいます。
じつは、以前にブログ記事で書いたことがあります。
毎日記事を挙げていますから、前に書いたやつが埋没しちゃうんですよね。
リメイクというか、書いた内容をさらにピックアップして書き直してみました。
参考 子育てアップデート 実践!効果的な指示の伝え方5つのポイント

「こらっ!」「しずかにしなさい!!」

つい、大きな声で注意しがちです。
私自身もついやってしまいます。でも、私の声は子どもたちに本当に届いているのでしょうか?
指示が入りにくい時や、感情的に高ぶっていると、どうしても大きな声になりがちです。
そうしますと、子どもの感情も高ぶってしまい、伝えたいことが耳に入らなくなってしまうばかり。あるいは、その大きな声に耳をふさぐこともあるでしょう。精神的にも、物理的にも。
また、大きな声で話しかけているときは、子どもとの距離が遠い場合があります。そうなると、子どもはいったい誰に話しかけられているのかわからず、大人の声掛けに注意を向けないことがあります。
こういうときは、あえて「小声」で話すとよいでしょう。自分の高ぶった感情は押さえて、あえて逆をいくのです。
「小声効果」を使うことで、次のようなことが得られます。
・遠くでは伝わらないので、自然に子どもの近くに行きます。そうすると、子どもは自分に話しかけられていることに気がつき、話している大人に注意を向けるようになります。
 
・「小声」は聞き取りにくいです。ですから、大人が話していることに自然に注意して聞くようになります。
 
・気持ち的にも穏やかな感情で指示を聞くことができ、内容が理解しやすくなります。
また、お子さんによっては言葉という音だけでは記憶に残らない場合があります。
そんな時は、絵や図、文字という目で確認できるものを上手に活用すると、記憶できない部分を補うことができます。わたしたちも、メモ書きがあると安心ですよね。
ほかにも、伝える言葉はなるべく同じ言い方のほうが理解を得やすくなります。
ちなみに、子どものリハビリ(小児リハビリ)を行う私は、この小声の工夫をよく使います。
たとえば、聴覚を含む感覚が過敏なお子さんは、大きな声を嫌がったりしますから、「小声」くらいがちょうどよい場合があります。
ほかにも、テンションが高めのお子さんに対しても、ちょっと冷静さを取り戻してほしいときに使います。
訓練中や支援中は自分もテンションが上がって大きな声になりがちなんですよね。自分自身の気持ちをコントロールする意味でも、わざと小声で話したりしています。
ぜひご自身の子育てや療育にぜひ役立ててください。
お読みくださってありがとうございました。
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