コラム:あなたの子育てをアップデート

即実践!子供への指示の出し方テクニック 5つのポイント

長男の新型コロナワクチン接種に同行しました。
どこの病院さんも、大変ですね。感謝しかありません。
いまのところ副反応もみられず、平穏ですが。一日たってどうなるか…すこし心配が残ります。

注射はいまでもこわい どうも、ゆーです。
大人になっても、注射はあまり好きではありません。自分が打つわけじゃないのに、ドキドキしていました。

さて、今回は以前書いた記事の再掲です。
私が実践している「子供への指示の出し方テクニック 5つのポイント」についてお話します。
自分の子どもにも、発達障害のおこさんにも、実践で使えるテクニックです。

①目線を合わせて言う

目線を合わせるということは、合わせるつもりで近くから声かけしましょうということです。もちろん、目線を合わせられればベストです!
これによって子どもの注目を集めることができます。近くで話しかけると、子どもの親に対する集中力がグッとましますからね。逆に言うと、遠くから声かけしても、大人の声は残念ながら届きません。
ちなみに、目線が合いにくいお子さんは、たとえば手を握るなど直接的に体から伝わる感覚を用いることで、話しかけている人に注目を集めやすくなります。

②小さめの声で言う
 小さめの声で言うと、子どもは「なんて言ってるんだろう?」と聞こうとしますから、集中が高まります。ポイント①で書いたように子どもとの距離が遠いと大きな声になりがちなので、『子どもの近くで、小声で話す』がより効果的です。
また、聴覚に過敏さのあるお子さんなどは、大きな声そのものが苦手な場合があり、そうなると情報を脳の中でシャットダウンしてしまうこともあります。小声で伝えるメリットはこういったお子さんにもあると考えられます。
③ひとつずつ伝える

人間の脳には容量があります。なにかをおぼえておくには、限りがありますから、たくさん情報を伝えても、おぼえていられないこともあります。
加えて、脳に入ってきた情報を処理する能力やスピードも人それぞれ異なります。ですから、一度に大量の情報を与えすぎると脳は処理できず忘れてしまったり、行動が中途半端になってしまいます。
ひとつ、ひとつやってほしいことを伝える、そしてひとつひとつ実行するということが重要です。

④伝えるタイミングを見極める
 遊んでいたり、ゲームをやっている時、子どもたちはそれに集中してますから、声かけしても気がつかない場合があります。ワザと無視しているわけではないんですね。
 子供を観察していますと、あそびでもゲームでも、ふと注意が途切れるタイミングってのがあります。場面が切り替わるときとか、ごっこあそびならセリフを言い終わったあととか、いろんなタイミングがあります。このタイミングを見計らって声かけすると指示がはいりやすいです。
 わたし自身は、特にこの声掛けのタイミングを重要視しています。没入した世界の中にいる子どもに働きかけるわけですから、その入り口となる部分を見極める必要があります。まずはじっくり子どもを観察してみましょう。そうすると、入り口となるタイミングが見つかるかもしれません。
⑤指示に従えたら、それを認める
 指示を出したら、出しっぱなしになることがとても多いです。親からみれば『できて当たり前』のこともあるかと思いますが、それでも指示に従ってやってくれたことに対して認める声掛けをすると、次につながります。
 こっちを向いてくれた時に「こっちみてくれたね」とか、指示を聞いてくれた時に「おはなしをきいてくれたね」と、指示をきいてくれたときの状況を認めると、もっと次につながります。
 褒めることでもよいですが、褒めるのが苦手だという人は、子どもがとった行動をそのまま言葉で返してあげるとよいでしょう。
 ○○はダメという言い方よりも、してほしいことをしたときに「○○してくれたね」といいところを強化することのほうが、結果的には良い方向に向かいます。

まとめ

ここで使っているテクニックのほとんどは注意機能感覚記憶といった脳の機能を土台としています。だからこそ、子どもの主体性を伸ばすための声かけや指示が効果的にできるわけです。
子育てに「遅かった」ということはありません。さっそく実践してみてはいかがでしょうか。

お読みくださってありがとうございました。
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