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専門解説! 将来に見込める適性がわかる大井式SKiPA徹底解説② 点数の付け方

子どもの読書感想文を手伝いました。一日で2本書きました…あ、いやいや。
2本お手伝いしました。書き方や要領がわかると、書いていて楽しいものです。
あ、いやいや。お手伝いするのは楽しいものです。
いや、わたしは書いてませんよ。ちょっと修正しただけです。

宿題は自分でがんばろう! どうも、ゆーです。
いつか、読書感想文を公開しますね。

さて前回に引き続き、今回も大井式SKiPAの解説をしていきます。
前回の記事はコチラ

大井先生は、大井式SKiPAの開発にあたり、従来の知能検査に用いられてきた検査項目を参考にしながら、幼児期のあそびに置き換えて具体的な20個の活動項目を設けました。そして、10段階にスケール化をしました。また、各項目はいくつかの項目を合わせて、5つのカテゴリー(芸術系、理系、文系、人間科学系、スポーツ系)に分かれています。
これが大井式SKiPAの基本的な検査用紙になります。
点数のつけ方は、20項目の中でもっとも好きなもの、興味が強いものに10点をつけます。それはいくつあっても構いません。そして、その10点をつけた活動を基準として、残りの項目に点数をつけていきます。最高点が10点、最低点が1点です。

大井式SKiPAの適応年齢は幼児期(3から6歳程度)とされていますが、お子さんなら小学校低学年までは現在の好きなことで付けても良いかと思います。高学年以上は、小さい頃好きだったことを思い出しながら点数をつけるとよいでしょう。また小さいお子さんは自分で判断できない場合があるので、両親が子供にかわって点数化していきます。

 結果の見方ですが、ある特定の項目で高得点(8点以上程度)を示した場合、その活動に関して将来に見込める適性は大いにあると判断します。また、各カテゴリーの項目で点数が高い場合、そのカテゴリーの分野への将来の適正は大いにあると判断できます。
 SKiPAを分析することで、好きなことや興味があること、伸ばすべき活動や将来につながる可能性を見出すことが可能です。
ここまでで、気がついたことはありませんか?
そう、できないことを評価していません。できること、あるいは興味があることやすきなことといったポジティブな面に重きを置いているわけです。
次回は、これをリハビリでどのように応用するのかを解説します。
この大井式SKiPAをやってみたい、分析してほしいというご依頼がありましたら、メッセージ欄もしくはメールでご相談ください。個別のご相談もお受けいたします。

お読みくださってありがとうございました。
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