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専門解説! 個性をとことん伸ばして育んでいく新たなリハビリ理論 大井式SKiPA徹底解説③

中学生の長男に、あるTVゲームの攻略方法や戦略を教えてもらいました。
長男が小さいときは、私がいろいろ教えていたのに、気がついたら逆転していましたね。
なんだか、懐かしいやら、ちょっと寂しいやら。

TVゲーム世代交代 どうも、ゆーです。
ちなみに私の影響で長男はゲーマーです。

さて、数回にわたって大井式SKiPAの解説をしてきました。以前の記事は、下のリンクから参照してくださいね。
専門解説!子育て・支援の考え方が180度変わる!大井式SKiPA徹底解説①
専門解説! 将来に見込める適性がわかる大井式SKiPA徹底解説②

今回は、大井式SKiPAを実際のリハビリ現場ではどのように活用しているのか、ちょっとだけお話してみます。ほんとうにちょこっとだけです!(もしも詳しく聞きたい方がいましたら、ご一報を!)

さて、小児リハビリテーションを行う上で、けっこう悩むのが、一人ひとりどのようにリハビリを組み立てて、遊びを展開していくのかということなんですよね。
大人の場合は、多少嫌な訓練でも我慢してやってくれます。
でも、子どもは違います。正直ですから、子どもの特性にあった遊びや興味を引く遊びでないと、リハビリそのものが成り立たなくなってしまいます。
支援を行っている方は、似たようなことを経験されているんではないでしょうか。
ここで、大井式SKiPAの登場です。

大井式SKiPAは、子どもの好きな事や興味があることを視覚化出来るため、個性や将来に見込める適性を非常に捉えやすくなる利点があります。

つまり、レーダーチャートをみることで、どの遊びを選択すればよいのか的確に知ることが可能となるのです。
さらに,好きな遊びや興味がある遊びから始めるため、リハビリは楽しい、セラピストは楽しいことを提供してくれる人だと感じ、介入当初から良好な関係性を築くことができると考えられます。
今までのリハビリは、どちらかというと苦手なことや困っていることを解決するためにリハビリをするという考え方が主流化と思います。それは時にとても教育的です。

でも、リハビリは学校のような教育現場ではありません。もちろん、家庭でもありません。

大井先生は
「大井式SKiPAは他人との比較ではなく、個人の発達脳の中に優先する“適性”の芽生えを捉える」
と述べています。

私たちが行うリハビリテーションの評価や検査は、正常と異常を比較していくものが多いですが、大井式SKiPAはこどものもつ個性や適性そのものを捉え評価するスケールです。

子どものあるがまま受け入れて、その子が持つ個性や将来に見込める適性を捉え、それをできる限り伸ばしていくことが、小児リハビリに求められる役割なのではないでしょうか。
苦手の克服だけではなく、できる事や好きな事をとことん伸ばして育んでいくことも、重要な役割なのではないかと考えます。

私が、子育てや仕事をする上での軸となる部分は、まさにこれなのです!!

お読みくださってありがとうございました。
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