「読書感想文」
なんて重い言葉の響きでしょうか…。
書くのめちゃくちゃ大変ですよね。ほぼ「親の宿題」となっています。
これを読んでいるということは、同じように読書感想文に悩んでいるに違いない。
数々の入選を経験したわたしなりの「読書感想文」のかき方を、こっそり教えちゃいます。
ポイント① 興味がある本を見つける
読書感想文は、本を読むことが必須になります。
興味がない本を読んだって、面白くありません。ですから、なんでもよいので興味がある本を読みましょう。
それが、たとえ「怪談話」でも、図鑑でも、ギャグばかりの本でも、わたしのコツを使って感想文を書けば、 まったく問題ありません!!
ポイント② すばやく本を読むコツ
本に書かれているテーマとそこから読み取れる作者の言いたいこと、つまり「軸」をとにかく明確にします。これさえ読み取れればすべてを読む必要はありません。
ちなみに、わたしは本の冒頭と最後の部分を読んだりします。
作者の言いたいことが書かれていることが多いからです。
ポイント③ テーマとキーワードを見つける
本には、かならず何らかの作者の意図、もしくは「テーマ」があるはずです。
それを内容から読み取っていきます。どうしても、読み取れない場合は、その本を読んで自分が感じたことでもよいでしょう。
そして、テーマから想像できる「キーワード」を考えていきます。このキーワードが感想文を書くときの「軸」の部分になるのです。
例をいくつか挙げてみますね。見出しはテーマです、その下がキーワードです。
家族をテーマにした作品
「家族の大切さ」「命の大切さ」「命のリレー」「両親や兄弟・姉妹の愛情」「生まれてきてありがとう」「生んでくれてありがとう」「優しさ」
お友達をテーマにした作品
「お友達とのかかわり方」「お友達の大切さ」「お友達へのやさしさ」
戦争をテーマにした作品
「戦争の怖さ」「人の命」「争うことの意味」「優しさ」「悲しみ」
植物・生物をテーマにした作品
「生き物の不思議さ・おもしろさ」「自然を大切にすること」「身近にいる生き物」「生き物の危険性」
冒険やファンタジーをテーマにした作品
「冒険心や好奇心」「自分の夢」「自由に空想する世界」「その作品の世界観」
SFをテーマにした作品
「科学的な考察」「未来への希望」「こんな未来だったらいいな」「SFの世界を自分の生活にあてはめてみたらどうなるのか」「科学の発展がもたらすメリットとデメリット」
昔話、怖い話などをテーマにした作品
「いましめ」「楽をすると、あとでしっぺがえしがくる」「言うことを聞かないと怖いことが起こる」「教訓」
まとめ
ここまで出来れば、読書感想文は6割は書けたも同然です。
つぎに紹介するステップ②は、ステップ①とつながっていますので、まだ本は読まずに、ステップ②をお読みになってから、改めて本を読んでください!
コメント