向き不向きっていうのは誰にでもあります。我が家の三男は戦いあうような戦闘系のゲームが苦手です。しかし、なにかを作ったり経営するようなシミュレーションゲームが得意です。
これはゲームの話ですが、いろいろな活動においても自分が得意なものを見つけましょう!
まずは何でもチャレンジ! どうも、ゆーです。
何が自分のハマるかなんてやってみないとわかりません。まずは、興味をもって取り組んでみることが大切ではないかなと思います。
「手先が不器用、、、なのに学校でリコーダーが始まる、、、」
「不器用なこどもでも、たのしく演奏できる使いやすいリコーダーないかな?」
「障害があっても、つかいやすいリコーダー教えて!!」
子どものリハビリを専門に行う療法士が、あそびに含まれる「まなび」を分析、解説します。
今回紹介するものは、穴が押さえやすく、不器用な子どもに最適!
とても画期的なリコーダー!!
穴が押さえやすく、不器用な子どもに最適なリコーダー
ヌーボ プラスチック製管楽器 Recorder+ ソプラノリコーダー
*これ以外にも色々なカラーの組み合わせがあります!詳しくはリンク先へ
これは「発達性協調運動障害の基本」の記事に出てきた、穴を押さえやすいリコーダーです。
種類は、ジャーマン式ソプラノリコーダー
このリコーダーの特徴は、ホールにシリコンキーがあるため、息漏れしにくく小さい子どもでも、簡単に演奏することができます。
どんな特徴があるの?
リコーダーは、初心者にとって理想的な楽器です。しかし、特に不器用な子どもにとっては、指の運動や正確な穴の押さえ方が難しいことがあります。そこで、ヌーボ社のプラスチック製管楽器 Recorderは、そのような子どもたちに最適な解決策となるかもしれません。
穴が押さえやすい設計
ヌーボ Recorderは、特に不器用な子どもたちでも穴を正確に押さえやすいように設計されています。ホールにシリコンキーがあるため、息漏れしにくく、指の運動が苦手な子どもたちにも操作しやすいのです。これにより、音程を正確に出すことができ、子どもたちの自信を育みます。
軽量で耐久性があるプラスチック製
軽量かつ耐久性のあるプラスチック製で作られています。これにより、子どもたちは楽器を持ちやすく、落としても破損しにくいという利点があります。また、プラスチック製なので、高価な木製リコーダーと比べて手入れが簡単で、湿気にも強くなっています。
豊富なカラーバリエーション
さまざまなカラーバリエーションがあります。明るく楽しい色使いは、子どもたちの関心を引き付けるだけでなく、楽器に対する興味と愛着を高めることもできます。お気に入りの色のリコーダーを持つことは、練習に対するモチベーションを向上させるかもしれません。
優れたデザイン性
独自のポップさを活かしたデザインは、子どもたちの意欲をかきたてます。ヌーボ Recorderを通じて、子どもたちは音楽の喜びを発見し、自信を築くことができるでしょう。
どんな効果があるのですか?
リコーダーを演奏することは、どんな効果があるのでしょうか?
・指の動きの促通
・音や言葉といった聴覚、音符という視覚情報と手の運動感覚、運動イメージのマッチング
・演奏できるという達成感や自信
・音を楽しむ、演奏を楽しむ
指の動きの促通
ホールを押さえる、音階に合わせて適切な位置に指を動かす。音楽を楽しみながら、演奏を楽しみながら、細やかなゆびさきの運動を促すことができます。
運動イメージのマッチング
リコーダーは息を吹いて、穴を手で押さえて演奏する楽器です。「ド」「レ」「ミ」などの音階に合わせて押さえる穴の位置や手の動きが変わってきますから、リコーダーから発せられる音、あるいは「ド」だとか音符を見て、手の動きをイメージしなければなりません。
聴覚や視覚からの情報と手の運動イメージや体性感覚に変換する能力が必要となります。
また、リズムに合わせて息をついたり止めたり、また舌を使って穴をふさぐなどの口の動きが必要となります。リズムに合わせて、手指、呼吸、舌などをタイミングよく連携させて動かす協調性も必要となってきます。音楽に合わせてこれら機能を養うことができます。
そして、このリコーダーの最大の特徴は、穴の押さえやすさです。
演奏できるという達成感や自信
手先が不器用なお子さんにとって、普通のリコーダーの穴は押さえにくく、演奏が難しいと感じてしまう場合があります。手指の動き自体が苦手であったり、あるいは手指の感覚情報がうまく感じ取れず、穴の感触や穴をふさぐというような感触がわかりにくい可能性もあります。そうなると、上手に演奏できないことで自信が無くなったり、演奏することや音楽に苦手意識が生まれてしまうかもしれません。もしこのリコーダーを使って演奏することができれば、その子の自信につながるかもしれません。
音を楽しむ、演奏を楽しむ
手先の運動やリハビリをして指の動きを練習するということが頭に浮かびますが、視点を変えてみると、物でその運動機能を補うということも支援の選択肢のひとつとなります。
このリコーダーは小さなお子さんにも押さえやすいように工夫されていますから、これを応用すれば不器用なお子さんにも使いやすいリコーダーとなるかもしれません。
結果として、みんなと一緒に演奏する喜びを感じるかもしれません。
実はわたしリコーダー苦手でした…。変な音がいつもしていました。
自分が子どもの頃にあったら、使いたかったな!
普通のリコーダーも一工夫で、押さえやすくなる!
文献では、練り消しゴムのような柔軟性のゴムで穴を覆うという工夫をしているものもありました。ただし、べたついたりする耐久性の問題や衛生面の観点からみると、柔軟性ゴムは買い替えが定期的に必要と考えられます。
まとめ
もちろん、便利な道具や物を使う練習が必要になりますが、その子の心の負担はかなり軽減されるでしょう。私たちも、便利グッズを使います。そういった感覚で、便利なものを適切に使うことは、大変意味のあることだと思います。どんな道具がよいのか、その子の体の状況に合わせた選択が必要となりますので、やはり専門職の観察や視点が必要になってきます。
リコーダーを通じて音楽の世界に触れることは、子どもたちの成長や感性の発達に大きく貢献します。ヌーボ プラスチック製管楽器 Recorderは、不器用な子どもたちにとって理想的な選択肢となることでしょう。彼らが自信を持ちながら音楽を楽しむ姿を見ることができることを願っています。
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