9割が知らないおもちゃの効果

【たのしく練習】手先が不器用な子どもたちに効果的なおもちゃ(リングディング)

不器用,発達障害,トレーニング,おもちゃ 9割が知らないおもちゃの効果

うちのこ手先が不器用で、

お箸、えんぴつ、工作で使うハサミなどの道具が上手く扱えない。

とても心配になりますよね。。。

実際にリハビリにくるお子さんの多くがこういった「手先の不器用さ」を抱えています。

これには明確な理由があるのです。

それは、、、手の使い方がわかっていないから

手の使い方や指の認識、動きのイメージが上手くできないから
ゆびのコントロールが思うようにいかないのです

ではどうしたらよいか?

遊びの中で指を使う、意識できる遊びを楽しんでみましょう

どうして不器用になってしまうんですか?

 子どもの不器用さには様々な理由があります。おもな理由は次のようなことが考えられます。

▸ 自分の指や体をきちんと把握できていない

▸ 手の動きと目の動きのバランスが悪い(手と目の協調運動が苦手)

▸ 手元に注意が向きにくく、ゆびの動きをきちんと学習できていない。

▸ 道具などを使うことの経験不足

▸ 知的な遅れ

 知的な遅れがあまりないのにも関わらず、手先が不器用な子どもの場合は、自分の手指の動きをきちんと把握できていないため、どのように動かしたらよいのかわからない。協調運動障害といった、体全体の不器用さが手先の不器用さにもつながっています。
 →→「運動が苦手」の原因はこれだった!発達性協調運動障害 基本のき

 手元への注意が向かない子ども。つまり、手元を見ずに指を使うので、指の動きやその時の感覚がきちんと学習できないのです。注意が散漫なお子さんに多く見られます。
 また、こういった手元をみない子どもは、自分がとった行動の結果にも注意を向けないことがあります。
 結果を見ないということは「良い」場合も、「悪い」場合のどちらもフィードバックを受け取ることができないため、自分の行動を振り返って修正するということが難しくなってしまいます。誤った動きをそのまま誤学習してしまう可能性があるのです。

 「あぶないから」、「うまくつかえないから」などといった理由から道具を使ってこなかったという純粋な経験不足の場合があります。子どもが興味をもった時に、安全な道具を用いて積極的に使うことをおススメします。

知的に低い場合は、道具の使い方などの根本の理解が難しい場合があります。実際の年齢ではなく、発達の年齢に合わせて、手先の活動や道具の使い方を練習してみましょう。

なにか練習する方法はありますか?

 手先の不器用な子どものリハビリをするときに、もっともよく使うおもちゃがコチラです!

【リング ディング】

このおもちゃは、イラストをみて、色ゴムを指定された指につけていくゲームです。
一番早く付け終わった人からベルを鳴らします。

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しかしこれ、めっちゃ面白い!
自分の指って案外、あいまいだったんだなと実感します。中指と薬指をまちがえたりして…
わが子と大盛り上がりでした。

このおもちゃにはどんな効果があるのでしょうか?

どんな効果が望めますか?

・目と手の協調を促すことができる。
・手元への注意を促し、適切な情報を選別する注意機能を促すことができる。
・指の認識や身体イメージを養うことができる。
・記憶力、ワーキングメモリーを養うことができる。

このおもちゃの最大の特徴は、

「手や指に注目できる」

 イラストと実際の自分の指を照らし合わせて、同じように色ゴムをはめていく遊びは、体の認識を高めるための要素が含まれており、あそびながら、手元への注意や手指の認識を高めるにはもってこいのおもちゃです。

 手元をしっかり見て遊ぶ、これによって「手と目のバランスよい動き」をたくさん練習することができます。

 →→→手と目の協調性の発達

 色ゴムが指一本だけでなく、2本にまたがったり、多彩なデザインで楽しめます。また慌ててしまうと、中指なのか薬指なのかわからない、指を間違えるなど指先の曖昧さを確認することができます。

 加えて、一方の手に色ゴムをつけていきますから、当然つける作業は反対側の手を使います。
つける作業をする手からの情報とゴムを付けられた手からの情報、ダブルで情報がはいってくることになります。

 このダブルで感覚情報がはいってくることを「ダブルタッチ」といいます。このダブルタッチは自分の体の認識を高めるために効果的に働きます。これは体のイメージをつくための重要な情報になるのです。

 そして、ランダムに散りばめられた色ゴムの中から、指定された色を探し出すことは、その色と指の位置を記憶しておく必要があります。この瞬間的な記憶は「ワーキングメモリー」と呼ばれており、活動や学習を効率よく進めるための重要な能力なのです。
 カードや手元に注目する、ゲームに集中するといった「注意機能」を養うこともできて、一石二鳥、いやそれ以上ですね。

 とにかく、ルールもわかりやすくて、すぐに遊べるリングディングは子どものリハビリでも大活躍のおもちゃです。

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まとめ

 手先が不器用、じょうずに動かすことができない。

 このことは親だけでなく、子どもにとっても「ネガティブな感情」を生み出してしまい、自信を失うことにもなりかねません。

 でも、リングディングのような楽しいおもちゃを使って遊ぶことによって、ポジティブな気持ちで手を使うことができます。この前向きな気持ちが、手指の発達をグーンと伸ばすのです。

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