先日次男が転んで膝にけがをしました。5,6針縫うようなけがでした。
こういう時、医療職はある程度何をしたらよいかわかるので便利です。
わりと冷静に対処できます。ただ、その傷と出血をみていた4男はビビっていましたが…。
医療系セラピスト ゆーです。
そのまんま。
さて、今回は私が子どもたちを観察するうえで、見ているポイントの一つをお話ししたいとおもいます。
子どもの支援をする方は、ぜひ読んでみてください。
そうでない方も、読んでみてください。
お願いですから、ぜったい読んでください。
お願いですから、ぜったい読んでください。
さて、ポイントはなにかというと、「目線」です。
この目線の動きは、子どもの実態を把握するうえで、大変重要な観察ポイントとなります。
3つの例をあげて解説していきましょう。
例①
「あいさつや声掛け、会話するときに、相手の顔をみているかな?」
「セラピストや一緒に遊ぶ相手をみているかな?」
これは相手(ひと)への注目、他者に対する意識など、社会性やコミュニケーションの部分に関することですね。 会話や指示理解に影響してきます。以前お話した模倣とも関係してきますね。他者に目がいかないと、マネができませんからね。
自閉症のお子さんなどは、この目線をあわせないとか、コミュニケーションの質的な課題が見られたりします。
例②
「おもちゃを遊んでいる時、どこをみているかな?」
「最後まで見ているかな?」
「手元をみているかな?」
これは、注意機能や手と目の協調動作に関することですね。お子さんの中には、今遊んでいるおもちゃを見ないで、違うところに注目している子がいます。これでは、どこに注意を向けているかわからないですね。周りのおもちゃや環境に注目がうつりやすい子は、遊んでいるそばから、ちがうおもちゃを探し出すこもいます。
そうなると、今やっているおもちゃから得られる情報が脳に入っていかない可能性があります。
刺激となるものを減らしたり隠したり、あるいは別の感覚を使って今行っているおもちゃに注意を戻したりします。
例③
「視点があわないな」
「目の焦点があっていないな」
これは、頭の中で別の思考をしている、ぼーっとしている(発作?)、あるいは覚醒(めがさめているかどうか)に関することです。あと、薬を服用しているお子さんは、その効き目の影響も考慮して、親に確認する場合もあります。もっと、心配するならば、今日の体調はどうかな?と、これも親に確認する必要があります。
特に、いつもとちょっと違う焦点の合わなさがあれば、体調を必ず確認するようにしています。
今回は、目線のチェックポイントでした。
注意深く見ていくと、子どもたちがどこに注意を向けているのか、何を目でとらえているのかを知ることができます。支援する側にとって、とても重要な情報といえるでしょう。
お読みくださってありがとうございました。
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