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専門解説! ゴミ屋敷は脳の前頭葉機能が原因だった!?

片づけても、片づけても、すぐに散らかる。私自身、片付けは苦手ですので、どうやって片づけたらよいのかを子供に教えることができません。結果的に、部屋がものすごく散らかります。
もはや、あきらめました。子どもがまだ小さいうちは、そのままにしておこう。
ある程度子どもたちが大きくなったら、断捨離してなるべく物を持たない生活をしたいと思います。

目指せ、ミニマリスト どうも、ゆーです。
最低限のごみの片付けはしています。

さて、今回お話しするのは前頭葉について。

前頭葉はいろいろな情報をあつめ、総合的な指令判断を行う司令塔のような役目や、人間らしさ感情面をつかさどる脳の領域です。
この前頭葉に障害によってとても特徴的な症状をだしたケースがあります。
今回読んだ文献では次のような症状を呈した方が紹介されていました。
たとえば、病的収集行動、ゴミ屋敷症候群です。
病的収集行動は、わたしたちがなにかをコレクションするというものではなく、本人にとっても役に立ちそうにない無用なものを収集する行動です。ときに、他人のものを盗んでまで集めるという逸脱した行動をとることもあるようです。
ゴミ屋敷症候群は、文字通りゴミを溜め込んで捨てられない不衛生な状態になってしまう行動障害です。文献の症例では、自分の体も不潔であったということですが、まったく羞恥心がなかったようです。
このような障害は、前頭葉の眼窩部というところの損傷によって起きることがあるということです。

前頭葉の眼窩部は、罪悪感や後悔といった感情と関わりが深いと言われています。
また、わたしたちはなにかを行うときに、別の選択肢をえらんだら結果はどうなるだろうかと考え想像します反事実的思考といいます。

前頭葉眼窩部は、推論や計画を脳の中でたてる脳の領域や情動をつかさどる部分とつながっており、この脳のネットワークを統合できないために、別の選択肢を選んだときの結果に対して、どのような感情がわくのかイメージできないのではないかとしています。
さらに、行動の抑制や価値の判断などをするときに、心の中(脳の中)でイメージしてシミュレーションするときに活動することも示されています。
これらの脳の機能が働かなくなったことで、悪いことと思っていても、罪悪感なく繰り返してしまう、あるいは、他者からどう見られているのか、そのときの自分の感情をうまくイメージできないため、不潔であるとか羞恥心などを感じにくくなってしまうと考えられます。
もちろん、あくまでも症例ですので、全ての人がそうなるわけではありません。
前頭葉は、じつに心の動きと行動に重要な脳の機能をもっているということです。
お読みくださってありがとうございました。
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引用文献
・船山道隆:前頭葉の不思議.Japanese Journal of Neuropsychology 35.pp70-76.2019
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