プロが分析!おもちゃの効果で新しい視点を見つけよう。
あなたはカードゲームを購入するとき、何を基準にしますか?
・ゲームの内容?
・ルールのわかりやすさ?
・プレイ時間?
もちろん、これらのことはカードゲームを選ぶときに重要なポイントですね。
ですが、そこにもう一つの視点を加えてみてはいかがでしょうか。
おもちゃが子どもに与える効果
子どものリハビリでは、おもちゃが訓練の道具になります。
おもちゃの中に含まれる様々な効果を解説するのがこの、「プロが解説、おもちゃシリーズ」です。
おもちゃを選ぶときの、新しい視点として参考にしていただけると幸いです。
楽しく遊ぶことは興味の芽生えをそだてると同時に、おもちゃに含まれる様々な効果をより高めることができます。
さて、2020年と2021年は「新型コロナウイルス」の大流行によって、ステイホームという言葉が生まれました。ステイホームとは、おうちの中で過ごしましょうということです。
多くの人が外出の自粛をよぎなくされ、子どもたちもその影響を大きく受けました。
親子であそぶにしても、家の中で遊べるものばかり。そんなとき、カードゲームは大きな味方です。
今回分析するカードゲームは対戦型カードゲーム、ウイルスとドクターの戦い「アウトブレイク」
あなたはウイルス?それとも、ドクター? 生き残るのはどちらでしょうか…。
こんな効果を求める方におススメ!
✧٩(ˊωˋ*)و✧
・ルールを覚える記憶力
・マークのマッチング(同じ絵柄や形を合わせる事)
・先読みする思考力や論理的思考力
・その場における対応力や判断力
アウトブレイク Out Break
対象年齢は6才からあそべます。
ルールはシンプルです。
まず、ウイルスカードとドクターカードに分かれます。順番に手持ちのカードを並べていきます。カードを繋げるときは、カードに描かれた△、□、●の記号同士を合わせます。
ウイルスカードは7枚繋げて並べることができたら勝ち、ドクターカードはウイルスの増殖を阻止するべくカードを置いていきます。一緒のマークでないとつなげることができないことで、戦略性や運要素が増しています。
このカードゲームの特徴は「試合時間がみじかい!」
早ければ5~10分もかからずに勝敗が決まります。回転が良いゲームなので、順番まちの時間が少なくて、子どもの飽きずに遊び続けることができます。
ルールがシンプルなので小さいお子さんでもすぐに理解できます。
ただし、その戦略を考えるとなると、奥が深いゲームです。
さらに深堀解説
その場のカードに応じてどこに置いたら良いのか、的確な判断力が求められるこのゲームは、柔軟な思考と先読みする能力を特に養うことができます。
相手の立場に立って思考することや、自分の手札と場のカードを見ながらいくつかの手を考えておかなければなりません。
また、このパターンで置かれたら、このプランでおく、違うパターンで置かれたら、違うプランでカードを置くといった、論理的な思考を養うことができます。
さらにルールを覚えること以外に、戦略のパターンを経験によって学習していきます。過去の経験を今に活かすという、人間が行動するうえでとても基本的なことを学ぶことができます。さらに、自分の戦略をその場で記憶しておくワーキングメモリーも多く使うのが特徴です。
遊びながら、思考能力や記憶力、記憶の情報を上手に活用する体験など、様々な脳の機能を活用することができます。
まとめ
思考力は学校の勉強で養えますが、このような遊びでも同じように養うことができますね。勉強もとても大事ですが、こういった遊びの中にも、子どもたちにとってとても大切な能力をやしなう力があります。
これからも、遊びにどういった要素が含まれるのか、解説していきますね!
お読みくださってありがとうございました。
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