コラム:あなたの子育てをアップデート

これを読めば、だれでも簡単に読書感想文がかけます。参考例文 2例

感想文,書き方,例文,簡単,子ども,書けない コラム:あなたの子育てをアップデート

 だれでも簡単に読書感想文が書けますのシリーズで紹介した2つの本。

 この読書感想文を参考として公開します。

例①「あかたろうの1・2・3の3・4・5」というお話

 ある日あかおにのあかたろうくんは外から帰ってくると、お母さんがみあたりません。
 おにのあかたろうは、お母さんがいそうなところに電話をかけていきます。その電話の話からお母さんが買い物に行ったことと何を買ったのかを知るあかたろうくん。
 じつはこの買い物の中身は、お父さんとあかたろうくんが大好きなエビカレーの材料でした。


みんながよろこぶまほうつかい

『わたしも、みんながよろこぶ魔法をつかってみたいな!』
ある日あかおにのあかたろうくんは外から帰ってくると、お母さんがみあたりません。
おにのあかたろうは、お母さんがいそうなところに電話をかけていきます。その電話の話からお母さんが買い物に行ったことと何を買ったのかを知るあかたろうくん。じつはこの買い物の中身は、お父さんとあかたろうくんが大好きなエビカレーの材料でした。私はこの本のなかで好きな部分があります。
 「ぼく まほうつかい。おかあさんの かごのなかみをしってるよ」
 あかたろうくんはいろいろな人に電話をして、お母さんが何を買ったのか、何を作ろうとしていたのかを知っています。そこでお母さんをビックリさせようとする気持ちと、お母さんが何を作るのか分かった瞬間のお母さんの優しさをこの文章から感じました。本には得意げな表情をしたあかたろうくんも描かれており、お母さんをびっくりさせようとする楽しそうな様子が伝わってきます。
 私もびっくりしたことがあります。それは、私の誕生日でした。学校から帰ってくると、玄関にお誕生日おめでとうと書いてあるかざりがありました。そして部屋に入ると、私が欲しかったプレゼントがおいてありました。うれしさとおどろきで、魔法にかかったみたいでした。それはお母さんやお父さんが私をビックリさせるために準備したそうです。
 おにのあかたろうくんは、お母さんが作る料理が自分の大好物のカレーだとわかって、うれしい気持ちやありがとうの気持ちをこめてビックリさせる魔法にしたんだと思います。
私もいつか、お母さんやお父さん、お友達にありがとうの気持ちをこめて、たのしく驚かせる、そんなみんながよろこぶ魔法みたいなことをしてみたいなと思いました。

*総文字数:723字(原稿用紙 2枚以内)

例②アメリカン・ブッダより「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」

柴田勝家氏のアメリカン・ブッダより「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」というSF短編小説

アメリカン・ブッダ (ハヤカワ文庫JA)

柴田 勝家
早川書房
2020-08-20

 生まれながらにしてVR(仮想現実)の世界しかしらない一族のスー族。その民族の住んでいる仮想現実世界がどんなものなのか、その世界観の研究・報告という形で話が進んでいきます。


「今」を感じることの大切さ

 『仮想現実という科学技術は進歩するけれども、それを使う人間は一人ひとり違った感性をもっている。同じものを見ていても、同じではない。』
 この短編小説は生まれながらにしてVR(仮想現実)の世界しかしらない一族のスー族。その民族の住んでいる仮想現実世界がどんなものなのか、その世界観の研究・報告という形で話が進んでいきます。山岳に住む少数民族でありながら、最先端のVR(仮想現実)を使うというその対比が興味深いSF小説です。私はこの話を読んで印象の残った部分があります。
 「私たちは与えられた情報を、頭の中で想像した姿で補正している」
 この文章は物語の終盤に出てくる一文です。どんなに科学技術が発達したとしても、それを利用するのは人間です。私たちの脳自体が持つ曖昧さを表現していると同時に、人が持つ想像力の奥深さを表現していると推測できます。そして、私と他人とでは同じ情報を与えられたとしても、その人がもつ想像で補正しているので同じではない、それが多様性であり、個性であると読み解くことができます。
 学校では同じ題材を使って絵を描く授業があります。同じものを見ていたとしても、人それぞれ違った色使い、違った描き方、違った構図、完成した絵に同じものは一つとしてありません。廊下に飾られた友人たちの絵を見ると、新しい発見があり、こういうものの見方があるのかと感心します。まるで自分以外のだれかの目を持ったような感覚になるのです。そして、それは私をとても楽しい気持ちにさせてくれます。
 多様性を認めるというのは、誰かの目を通して見えた世界を楽しむと言い換えても良いのかもしれません。
 私は、この作品から科学技術がどんなに発展しても、それを使うのは人間で、それはその人にとっての現実である。一人ひとりがちがったフィルターを通して見えた世界、感性を受け入れることが大切だと感じました。
 私が見た世界も、友人がみた世界も、そして作中に出てくる仮想現実に生きる人々が見ている世界もまたその人にとって現実です。そして、いま見えている世界、いま感じている世界、今を生きる私たちだからこそ、その今の経験が未来の自分を作っていくのだろうと思います。
 私はいま感じたこと、いま見たことといった、「今」を大切にすると同時に、一人ひとりの多様性を認め、それぞれの世界をお互いに楽しむような人になりたいと思いました。

*総文字数:979字(原稿用紙 3枚以内)

まとめ

 これから感想文を書くあなたへ。

 頑張って!!

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