3男の植えたインゲン豆が急成長しています。もともと小さなポットで育てていましたが全然大きくなりませんでした。そこで、大きめの鉢植えに植え替えたんですね。
そしたらぐんぐん伸びていきました。
植物も 人も 環境次第で伸びるってことでしょうかね!
そしたらぐんぐん伸びていきました。
植物も 人も 環境次第で伸びるってことでしょうかね!
すごくいい例え(だと思う) どうも、ゆーです。
調子がなかなか良いみたいです。
さてさて、前回はADHDの特徴をかきました。(前回記事はコチラ)
今回は「多動」「落ち着きがない」お子さんを考察していきたいと思います。
科学的な知見ではなく、それに基づいた私の私見ですので、ご参考までにどうぞ。
いくつか例を挙げて考察してみましょう。
たとえば、わたしはいまお洗濯をしています。でも、頭の中で夕飯の支度のことが浮かびました。
「あ、夕飯のしたくしなきゃ!」
お洗濯を途中でやめて、夕飯の支度をしました。でも、床のよごれが気になりました。
「あのよごれ、きれいにしなきゃ!」
夕飯の支度を途中でやめて床の掃除をはじめました。掃除をしていると、洗濯が途中だったことを思い出しました。
夕飯の支度を途中でやめて床の掃除をはじめました。掃除をしていると、洗濯が途中だったことを思い出しました。
「あ、洗濯が途中だったな!」
掃除をやめて、洗濯の続きを始めました…。続く。
掃除をやめて、洗濯の続きを始めました…。続く。
どうですか、読んでるだけでも落ち着かないでしょ?
この例の場合は、注意機能の偏りとその衝動性によって、行動が次々に生まれてきます。
注意がその都度移り変わるので、さっきやっていたことには注意が向かないんですね。
でも、それがふと目に入ると思いだして、そっちに注意が奪われ、今度は目に入ったことをやり始める。
いってみれば、頭の中の注意が入ってきた情報あるいは浮かんできた思考によって、どんどん上書きされていくようなものです。
これを行動にすると、ほかの人からは多動や落ち着きがなく見えます。
べつの例をみてみましょう。
体性感覚や固有受容覚が弱いお子さんがいます。感覚が弱い、にぶいということは、強い刺激じゃないとわかりにくいってことです。
また、体を動かす感覚がわかりにくいですから、強い感覚を得るには、ダイナミックに体を動かさないとなりません。
そうなるとどうなるのか?
「どーん!」「ばーん!」「がしゃーん!」
強い刺激を求めてダイナミックな激しい遊びをします。かなりダイナミックに体をつかいます。つよく足を踏み鳴らしながら歩くこともあるでしょう。体の位置関係がうまくつかめずに、物にはげしくぶつかることもあるでしょう。
どうですか?多動的で、落ち着きのないようにみえるでしょ。この例の場合は、感覚や自分の身体の認識が弱いという問題から引き起こされています。
ではこちらの例はどうでしょうか?
感覚が過敏なお子さんの場合、たとえば触覚が敏感だと、座っているお尻の表面が気になってしょうがない。むずむずする。だから椅子から立ち上がります。
これも落ち着きがない、離席するように見えてしまいます。
ほかにもあります。
眠気が強いお子さん、覚醒が低いお子さんは、頑張って目を覚まさなければなりません。
席から立ち上がって、うろうろ歩き回ります。落ち着きがないようにみえますね。
体から感覚が入ると、その情報が脳に伝わって目を覚まさせますから、無意識にそういった行動をとるのでしょう。
一言で「多動」とか「落ち着きがない」とかいいますが、その要因はさまざまです。
ADHDによる注意機能の偏りや衝動性によって引き起こされることもあれば、体の感覚や使い方によっておこる場合もあります。
ADHDには多動という部分はもちろんあります。
ですが、その多動、落ち着きのなさの要因をさぐることが大切だと思っています。
要因や原因がわかれば、対処もできます。
環境を整えれば、生活のしやすさはグッとよくなるんです。
その子(人)の持つ能力を、もっと発揮しやすくなります。
ADHDのことを伝えたいのなら、多動という面だけでなく、そういったことを含めて伝えてもらいたいですね。
世の中のそういった子どもに対する見方を変えていきたい、それが私の願いであり、このブログを始めたきっかけでもあります。
お読みくださってありがとうございました。
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