コラム:あなたの子育てをアップデート

子育てアップデート 実体験エピソード「ほめる」と「相手を受け入れる」

セミが鳴き始めました。この記事をかいているいまは7月の半ば。
セミの鳴き声、結構好きです。夏らしくて。

とくにヒグラシの鳴き声が好き どうも ゆーです。

今回は、私の恩師の大井静雄先生から学んだ、「ほめる」と「相手を受け入れる」こと。
実体験のエピソードを少しお話します。

大井先生はもともと脳外科の先生です。つまり、脳の手術をするお医者さんです。お子さんの脳手術を中心に活躍されました。世界中を手術で飛び回っていた、先生です。また、お子さんの脳科学を研究する、脳科学者でもあり、とくに発達障害を診断するためのスケール(検査指標)の開発や、お子さんの診察も行っています。
大井先生がいままでおこなった研究は数多くありますが、その中で私が一番感銘を受けたのが「大井式SKiPA」です。
「大井式SKiPA」は子どもの得意や興味を見つけるための検査です。
めちゃくちゃ、使いやすい検査です。皆さんにお勧めしたい。先日、先生の許可をいただきましたので、これについては、機会があれば配信でお話したいと思いますね。
ほんと、必見です!
さて、大井先生はとてもやさしい先生です。そんな先生のエピソードをご紹介します。
わたしは以前、大井先生のもとで症例論文を書いたことがあります。
ふつうはこういう論文って、添削がいっぱい入るんです。ほとんどダメ出し…。
でも、大井先生の添削は違いました。
 
「excellent!(エクセレント!)」
何回、直してだしても必ず、エクセレントが表紙に書いてあります。めちゃくちゃ大きく書いてあります。すっごく、うれしいです。
そして、直すところは「こうして書くといいよ」って参考に先生が書いてくれます。
これが、とても分かりやすい。しかも、ダメ出しされないので、自信をもって書くことができるんですね。
この体験以降、子どもが一生懸命考えたことは、しっかりとわかりやすくほめるようにしています。

もう一つのエピソードは、先生の発表についていった時の話です。
大井先生ご自身が研究されたことを発表する学会でした。質疑応答では、多くの質問が飛び交います。中には批判的な意見も当然あります。そこでも大井先生のふところの深さがわかります。

どんな批判的な意見だったとしても、
「○○先生のおっしゃる通りです。」
一度は必ず相手の意見を受け止めるんですよね。そのあとに、自分の考えを展開していく。
わたしは、学びました。相手の意見を受け入れるってことを。
この体験以降は、まず相手の意見を受け入れるように努力しています。
大井先生のようにはいきませんけど。
大井先生は、子どもたちの診察をするときも、たいへん穏やかです。子どもたちは安心して診察することができますし、ご両親も安心して相談できます。
わたしも、そういう人になりたい…。
「何をしても否定しない。 ほめる」
 
「どんな相手の意見でも 受け入れる」
このことは、子育てにも活かせますよね!
先生は言葉で言うだけでなく、実際の行動としてきちんとわたしに示教えてくださいました。

お読みくださってありがとうございました。
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