まずはここから!小児リハを学ぶリハビリ専門解説!未分類

母の直感は正しい!専門家が語る発達障害の早期発見と介入の重要性。

発達障害,診断,発達障害どうする,治療 まずはここから!小児リハを学ぶ

うちの子だいじょうぶかなぁ

他の子どもとなんかちがう、、、

発達が遅れていると言われたけれど、どうしたらいいの?

 発達障害は、認知機能や社会性の発達に問題がある状態で、ときに園や学校での生活、日常の生活に支障をきたすことがあります。

 これを解決するためには、「早期発見」と「早期介入」が大切になってきます。

早期発見、早期介入のメリット

 発達障害は、脳の発達に関連する障害であり、社会的・コミュニケーション的な問題、言語の発達に遅れがある、注意力が散漫であるなどの症状が現れます。

 これらの問題は早期に発見することで、大きな問題になる前に手立てを考えることができます。また、症状に対して子どものリハビリテーションを早い段階から行うことで、その効果を高めることができるでしょう。

 早期に介入するメリットは子どもだけではありません。

 発達障害の子どもに起こりうる様々な問題は、両親にとっても大きなストレスとなります。
 
 発達障害の子どもの育児は、親が単独で行うものではありません。保育士や教師、祖父母など、周りの人々との協力に加えて、専門の医療機関や専門職の力が必要です。

 子育てには、時には苦しいこともありますが、親や周りの人々が子供を支え合い、助け合いながら、子供とともに成長していくことが大切になるのです。

早期介入は自己肯定感を高める

 私は子どものリハビリを行っていますが、とある問題点に気がつきます。

 子どもと親の自己肯定感が低いということ

 例えば、子どもの運動発達や知的発達に合わない遊びや活動を子どもにさせてしまう場合があります。当然ながら、発達に見合っていないために「できない」ことが多くの場合生じます。

 この「できない」というネガティブな感性は「つまらない」というさらにネガティブな感性をうみだすのです。

 もし、できない事ばかりが続いたらどうでしょうか?

 子「何をやってもうまくいかない。やったってどうせだめだ」

 親「なんでうちの子は、ほかの子と同じようにできなのかしら…」

 親子で自信を無くしてしまいかねないのです。子どもはできないと楽しくありませんから、できない経験が続くと、「できないことはすぐにあきらめる」という悪循環に陥ります。

 実際にこの状態になって練習が進まない子どもは経験上、多く見られます。

 早期に専門家が介入するメリットは「できること、できないこと」を見極めること。発達という視点から、「発達年齢や能力」にあわせたあそびや活動を子どもに経験させることができるのです。

 子どもは「できた!」「楽しい!」というポジティブな感性を育てることができるのです。

 親としては「できないのは、発達の遅れが原因である。私の育児やしつけのせいではなかった」と安心することができます。

 専門家の役割は、「できること」を最大限に伸ばすことなのです。

早期に発見するためには

 発達の遅れや発達障害を早期に見つけるためには、どのようにしたらよいのでしょうか?

・小児科や心療内科、発達相談センターなど、専門の医療機関や専門機関に相談する

・定期健診で相談する

・子どもが保育園や幼稚園に通っている場合、担当の保育士や先生に相談する

・育児サークルや相談を行っている市民団体を利用する

 相談するところは数多くありますが、最も大事なことは

■お母さんの直感!!

まま
まま

うちの子、なんか他の子どもと

ちょっと違う感じがする!

 私の経験からも、お母さんの直感や観察力に勝てるものはありません。実際に多くのお母さんが、子どもの様子をみてなにか違うと感じ、診察をして何らかの診断をうけています。

 あなたの感性を、お母さんの感性を、わたしは信じています。

 だからこそ、早めに専門の医療機関に相談することをおススメします。

医療機関に相談するメリットってなに?

 専門の医療機関を受診する最大のメリットは

・医師による「診断」ができるということ

・病院によっては、心理士や療法士による発達検査、知能検査を受けることができること

・子どものリハビリテーションを受けることができること

 医療機関というのは平たく言えば「病院」です。病院には必ず医師がいます。病院によっては、専門の療法士や心理士さんがいるところもあります。

 専門家がいるということは、診察だけでなく検査をおこなって、子どもの実態を細かく把握することが可能です。この情報は、子どもがよりよく育つために大いに役立ちます。

 リハビリテーションを行っている病院もあります。私はその仕事を専門で行っています。子育ての相談、子どもの発達の相談、かかわり方、運動機能や知的機能の改善、そしてお母さんの心のケアまで。   親子にとってプラスになることばかりです。

 診断をもらうことは、決してネガティブなことではなく、その後の色々なサービスをうけるために必要になります。とくに必要となるのが「診断書」です。

 診断をつけることができるのは「医師のみ」です。医療機関ではない相談の場は医師がいないことが多く、結果的に「医療機関への受診」をすすめられます。

 だったら最初から病院に相談したほうが早い!ということになります。

 一方で病院受診は「診断できる医師が少ない」という理由から、予約が取りにくい、受診まである程度待たされる可能性もあります。

 困ってしまって、いますぐに相談したいというときは、身近な相談できるところに言って話をしてみましょう。

まとめ

 素直に言うと、発達障害は生活に大きな影響を与えます。子供が成長し、大人になるまでのプロセスのなかで様々な問題が生じることは事実です。

 だからこそ、その問題を一緒にかんがえる専門家が必要です。

 早期に発見し、早期に専門家が介入することで、長期的な影響を軽くするたけでなく、定期的な発達のチェックや健康状態のチェックも行うことができるのです。

 もちろん、医療機関だけでなく園や学校、そして家族の支えが必要不可欠です。

 子どもたちが自分の個性を光らせて、輝く星になれるように

 専門家とのコミュニケーションを通じて、子供のための最適な支援を受けましょう!

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